布おむつの豆知識
ママが赤ちゃんだった頃は、布おむつ2枚を十字型、逆三角形にたたんで当てていました。
この頃は、股関節脱臼の赤ちゃんが多かったのです。
「おむつの当て方に原因があるのでは?」と考案され、現在の成型オムツが作られました。
おむつカバーの太もも部分を広くデザインし、赤ちゃんが自由に運動できる形に改善され、
以前よりも股関節脱臼の心配が少なくなりました。
オムツの替え方
新生児の1回のオシッコの量は約15cc〜20cc位です。
オシッコの回数は多いですが、1回分の量は少なめです。
ウンチは個人差があり、母乳とミルクの割合(母乳のみ、母乳とミルク、ミルクのみ)によって
ウンチの回数も硬さも量も違ってきます。
オシッコもウンチも、きれいに拭いてあげて下さい。
モレ予防のために、おむつカバーからおむつがはみ出ないよう注意し、
おむつはこまめに替えてあげましょう。こまめに替えることによって、
ママと赤ちゃんのスキンシップが保てます。
新生児は腹式呼吸をしています。
オヘソより上におむつがはみ出さないように気をつけましょう。
布おむつを使用することにより、
赤ちゃんのお尻を早く軽くしてあげようとママがオムツを取る気になります。
布おむつのお洗濯
ウンチはトイレに捨て、色が付いた部分をモミ洗いします。
バケツの中にオムツ洗剤を入れてつけ置きし、まとめて洗濯機で洗って下さい。
おむつかぶれの原因
おむつかぶれの原因は、おむつのムレ、アンモニアの刺激、便の刺激などさまざまです。
大切なことは、汚れたおむつをつけっぱなしにせず、ママがオシリをきれいに拭き、
こまめにおむつを取り替え、お尻をいつもさわやかにしておくことです。
とくに夏場は、おむつの中の湿度が上がります。
時々おむつをはずし、お尻を空気に触れさせることが大切です。
カビ予防
長時間のつけ置きは避けましょう。夏場はとくに水温が上がります。
つけ置きの場合、水面からおむつがはみ出ない様に気をつけて、
直射日光を避けた場所に置いて下さい。
濡れたまま放置したり、生乾きの状態でタンスに入れてしまったりすると、
カビが発生する原因になります。万一カビが発生した場合は、
日光による天然の殺菌消毒や、熱湯消毒をおこなってください。
布オムツと紙オムツ
布おむつ … 朝、ママが起きて活動を始めたら使用
紙おむつ … 夜間、ママが少しゆっくり休みたい時に使用
布おむつと紙おむつを上手に使い分け、「赤ちゃんとのふれ合い」を大切にし、
ママにゆとりのある子育てを楽しんでいきましょう!